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関前西公園

 まず,何故ここに折返しバス停を設けたのかが本当に疑問である.とっくに廃止になっていてもおかしくないぐらいだが….
一応,「吉74 吉祥寺駅行き」と「武蔵野営業所行き」がここで折返しているが,1日数本しか運行されていない上,ほとんど深夜運行で,利用者はほぼ0である.徒歩20秒ほどの場所に途中停留所の「関前五丁目」バス停があり,ほとんどのバスはそちらに停まる.



田無橋場



 マンションとマンションの間の空き地にバスの折返場を設け,橋場交差点とを利用して折返しており,「鷹03 三鷹駅行き」のバスが折返している.多摩六都科学館発着の系統は敷地に入らず,左写真の入口にある錆びついたバス停ポールに停まる.



多摩六都科学館

 科学館へのアクセスの為に設けられ,科学館の駐車場内にバス停がある.三鷹駅方面行き・花小金井駅行きと「はなバス」が運行している.
 写真は日曜日の昼間に撮ったためにバスで賑わっている.特に,写真の一番左に写っているバスは,所定の位置に停車していない.普段は非常に閑散としていてバスの本数も非常に少ない為に,バスの停車スペースが2台分しか確保されていない.そのため,バスプールに入れなかったのである.



電通裏

 「電通研究所交差点」横の空き地にバスの待機場・折返場を設けている.三鷹駅方面のバス停は道路跨いで反対側にある.交差点の信号現示のタイミングを見計らって,交差点でUターンをする.その光景はダイナミックである.
 尚,朝のみ運行の「荻窪駅行き」・「青梅街道営業所行き」と「はなバス」は,この敷地には入らず,数m先のバス停に停まる.



中野駅北口



(右:中野サンプラザ前のバス停
右下:ガード下のバス停)


 主に,JR中央線〜京王線の間の地域で運行する路線の本拠地である.朝や夜の出入庫の時間帯には,数秒おきにバスが出入りする.
 車庫は写真のほか,道路を挟んで反対側の事務所横の敷地にも小規模なものがある.ここは,喧騒とした街中にある他の関東バスの営業所とは違い,周囲を木々に囲まれた中にあり,とても静かである.



中村橋

 西武池袋線の中村橋駅前にあるバス停である.何故かバス停名に「駅」が入らないため,中村橋の駅へは行かないと思い込む人も少なからずいるようだ.
 千川通り沿いにバス停があり,中村三丁目方面から来るバスは,南側の「中村公園」からグルっと回って当停留所に到着しており,実質は循環という形で折返している.尚,早朝のみに運行されている下井草駅経由でやって来るバスは,全く外れた場所にある西武バスの停留所に停車する.



野方

 バス停は,環状七号線近くの野方商店街入口にあり,西武新宿線の野方駅とは少々離れている.
 高円寺行きのバスが乗り入れていた頃には,関東バスで賑わっていたが,現在は,中野駅・新宿西口・阿佐ヶ谷営業所行きのバスのみが運行している.各路線とも実際には循環しており,中野駅方面〜「東京警察病院」→環七→「野方」→「中野工業高校」→「東京警察病院」〜中野駅方面となっている.「野方」→「中野工業高校」付近の道路が一方通行の為である.この区間は道幅が超狭隘にも関わらず,大型車で運行されている.
 また深夜バスも運行されている.



八成小学校

 中野区コミュニティーバス「なかのん」の終点である.コミュニティーバスだが,関東バスに完全委託である上,運賃制度や方式等が関東バスと同じなので取り上げる.
 バス停は新青梅街道沿いにある.だが,写真を見れば分かるように,ここだけ道路が1車線なので長時間停車はできない.
付近の道路が三角形になっているため,それを利用して折返す.



花小金井駅北口

 驚く人もいるかもしれないが,実は銀座にも関東バスはやってくる.といっても,平日深夜に運行される「深夜中距離バス」がやってくる.関東バスでは,唯一の山手線内にあるバス停である.
 思いっきり関東バスの地域から外れているが、当初は都営バスと共同運行していたため,現在も銀座と城西エリアを結ぶ路線が存在可能なのである.利用客は現在でも衰えることなく,当年は存続するであろうと思われる.「銀座」バス停を出ると,「四谷三丁目」→「新宿駅東口」→「新宿西口」と停車し,新宿からは青梅街道をひたすら真っ直ぐ走り,途中いくつかのバス停に停まって行きながら,三鷹駅北口まで運行している.路線担当は武蔵野営業所となっている.深夜中距離バスのため,運賃は少々高い.



花小金井駅南口

 花小金井駅は,南口のほうが関東バスのメインターミナルである.ここからは,本数は少ないが「境16 武蔵境駅行き」が出ている.
駅前はロータリーにとなっている.立川バスも乗入れてくるが,北口と違ってバス停が分けられている.
 路線の免許維持の為,上下各1本のみ,駅南口側から多摩六都科学館発着のバスが出ており,駅北口には乗入れない.



東中野駅東口

 JR中央線の東中野駅東口のバス停である.バス専用の停車スペースはなく,商店街の道路上に路上停車する形になっている.
 ここからは「百01 高田馬場駅行き」が出ており,ケイビーバスで運行されている.東中野駅前と百人町地域の道路が狭い為,小型バスで運行されており,1時間に1本程度と本数は少なく,半コミュニティーバス扱いである.



東伏見駅北口

 西武新宿線の東伏見駅北口のバスターミナルである.ここから「鷹15 三鷹駅行き」のバスが出ているが,西武バスや「はなバス」と比べ,重複している区間があったり,わざわざ大回りしているルートがあるため,利用客は少ない.
駅前のバス停とロータリーは整備されている.



プロムナード荻窪

 UR賃貸住宅の「プロムナード荻窪」から名付けられている.住宅とスーパーマーケット(クイーンズ伊勢丹)の間に挟まれた道路沿いにある.数十m歩いたすぐの所に「日産自動車前」バス停があるにも関わらず,住宅完成と共にわざわざ新設された.
スーパーマーケットの周りの道路をグルっと一周することで,方向転換している.



天神山(保谷駅)



(左:天神山降車場 右:駐車場内の折返場で発車時刻まで待機中)


 かつては,保谷駅前にバスターミナルがあり,全てのバスは保谷駅で折返していた.しかし駅前再開発のため,「保谷駅」バス停が「かえで通り」沿いに移設された.そのために折返しができなくなり,保谷駅発着の路線を「かえで通りを南下した「天神山」まで延長し,空き地に折返場(待避場)を設け,現在に至っている.





 
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